
風俗は掛け持ちで働ける?メリットや禁止店舗がある理由を解説
風俗業界で働く女性の中には、複数の店舗で働く「掛け持ち勤務」を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、掛け持ちは自由にできるわけではなく、店舗間のルールやお客様との関係性など、注意しなければならない点がいくつかあります。
当記事では、風俗の掛け持ち勤務について、禁止される理由や兼業との違い、掛け持ちのメリットなどを詳しく解説します。風俗店の掛け持ちを考えている方はぜひ参考にしてください。
1.風俗は掛け持ちで働ける?
風俗における「掛け持ち」とは、複数の風俗店で同時に働くスタイルを指します。ただし、すべての風俗店が掛け持ちを認めているわけではなく、お店とのトラブルの原因になることもあるため注意が必要です。
掛け持ちを検討する場合は、まず現在在籍している店舗のスタッフに相談し、ルールを確認しましょう。
1-1.掛け持ち勤務が禁止のお店がある理由
風俗業界では、複数店舗で同時に働く「掛け持ち勤務」を禁止しているお店が今も多く存在します。理由としては、自店での出勤回数が減ってしまい、売上が他店に流れてしまう可能性があるためです。
また、同じ女性が別の店舗でより安くサービスを提供していた場合、「あの子、他店ではもっと安いのに」といったクレームが発生する恐れもあります。接客スタイルや内部システムなどの機密情報が他の店に漏れるリスクも、掛け持ち禁止の理由の1つです。
中には掛け持ちを許可しているお店もありますが、無断で掛け持ちをして発覚すれば、干されたりクビになったりすることもあるので、事前に店舗側へ相談しておくと安心です。
2.掛け持ちとは異なり兼業は問題なし
風俗店同士の仕事の「掛け持ち」は制限されることもありますが、風俗以外の仕事との「兼業」については、多くの店舗で問題なく認められています。
実際、副業やWワークとして風俗の仕事を選ぶ女性は非常に多く、それを歓迎する店舗も少なくありません。風俗と昼職を兼業する理由は人それぞれで、「本業の収入では足りない」「貯金を増やしたい」「学費やローンの返済に充てたい」などが挙げられます。
風俗は短時間で高収入を得やすく、自由出勤制の店舗が多いため、自分のライフスタイルに合わせて無理なく働ける点が魅力です。本業を優先しながら、空いた時間で効率よく稼げるので、特に安定志向の方に人気の働き方となっています。
なお、兼業の場合も事前に店舗へ相談し、勤務形態の確認やシフトの相談をしておくと安心です。
3.風俗店を掛け持ちで働くメリット
風俗店を掛け持ちして働くと、単に「複数店舗で稼げる」というだけでなく、精神面・収入面の両方において多くのメリットがあります。ここでは、風俗店を掛け持ちする具体的なメリットを5つ紹介します。
3-1.レア出勤でも稼げるようになる
風俗店を掛け持ちすると、1店舗あたりの出勤回数は自然と少なくなり「レア出勤」の扱いになります。実はこの「出勤が少ない」という状況は、稼ぎやすさにつながるポイントです。
男性客の多くは「風俗に慣れていない」「レアな存在」に惹かれる傾向があります。特に素人系やロリ系のお店では、「初々しさ」や「擦れていない感じ」が重視されるため、出勤が少ない女性ほど予約が殺到するケースも見られます。
一方、鬼出勤をしていると「いつでもいる子」と見なされ、新鮮味が薄れてしまう場合もあるので、掛け持ちを生かして出勤頻度を調整すれば、短時間で効率よく稼ぐことが可能です。
3-2.安定した収入を得やすくなる
風俗業界では「急に稼げなくなるリスク」が常につきまといます。店舗の集客状況や指名客の都合、さらには匿名掲示板の書き込みや風評被害など、さまざまな要因で収入が大きく変動します。
しかし、複数の店舗を掛け持ちしていれば、一方の店舗で不調だったとしても、もう一方でカバーできます。また、繁忙期や曜日によって集客の傾向が異なるため、時間帯やエリアをうまく使い分ければ収入の波を作らず、安定して稼ぐことが可能です。
店舗ごとの特性を把握して、お客さんが多くなるタイミングに合わせてシフトを組むことで、収入を安定させる工夫ができるのも掛け持ちの大きな強みです。
3-3.気分転換ができてモチベーションが保てる
風俗の仕事は精神的にも肉体的にも負担がかかりやすく、長く同じ店舗で働いているとモチベーションが低下してしまうことがあります。そこで有効なのが、掛け持ちによる「環境の切り替え」です。
異なる接客スタイルや業種、店舗の雰囲気を経験すると、気分がリフレッシュされ、働く意欲も自然と高まります。また、片方でトラブルがあったり疲れたりしてしまった時には、もう一方の職場に気持ちを切り替えられるので、メンタルの安定にもつながります。
3-4.働き方に柔軟性が生まれる
掛け持ちをする最大のメリットの1つが「自由な働き方の実現」です。たとえば、「メイン在籍店」では週3~4日しっかり出勤し、「サブ在籍店」では週末やイベント時、生理期間中の短時間のみ出勤するなど、状況に応じて働き方を調整することが可能です。繁忙期だけサブ店に集中するなど、効率のよいスケジューリングもできます。
また、急な体調不良や家庭の都合などでメインのお店に出られないときでも、サブのお店で無理のない範囲で働けるのは安心材料になります。「いつも同じ場所・同じ時間」ではなく、「自分に合ったバランス」で働けることが、長く続ける秘訣です。
3-5.比較対象ができて自分に合った職場を見極めやすくなる
1つの風俗店でしか働いたことがない方が、「今の職場が自分に合っているのかどうか」を判断するのは難しいものです。しかし、掛け持ちをすれば、自然と比較対象ができるため、働きやすさや待遇、客層などを冷静に見極めやすくなります。
現在のお店に違和感が生まれた場合でも、すでに別のお店に在籍していれば切り替えがスムーズにできます。より良い環境で働きたい人、自分に合った店舗を見つけて長く続けたい人にとって、掛け持ちは非常に有効な手段と言えるでしょう。
4.風俗を掛け持ちで働く場合の注意点
風俗店を掛け持ちで働く際には、いくつかの重要な注意点があります。
まず、同じエリアかつ同業種での掛け持ちは避けましょう。たとえば「吉原のソープを2店舗」「新宿のデリヘルと箱ヘル」などは、店のランクが違っても客層や営業エリアが重なり、競合関係のお店を掛け持つことになるのでトラブルの元です。価格帯の異なる店舗を掛け持ちした場合でも、「高級店のあの子が大衆店にもいた」とお客様に知られれば、不信感を抱かれたり、クレームにつながったりする恐れがあるので避けたほうが無難です。
同じエリアで異業種の掛け持ちも要注意です。たとえば「オナクラとデリヘル」「ソープとヘルス」といった組み合わせは、サービス内容や価格の違いからお客様に誤解を与えやすく、「損をした」と感じたお客様が悪評を広める可能性もあります。
また、掛け持ちしていることは同僚に話さないのが賢明です。特に人気嬢や目立つ存在は妬まれやすく、キャスト同士のトラブルに発展するケースもあります。情報が漏れて掛け持ちがバレる原因になることもあるため、信頼できるスタッフ以外には話さないほうが安全です。
掛け持ちを成功させるには、「エリアを変える」「情報管理を徹底する」という点が基本です。慎重に環境を選び、トラブルを避けながら働きましょう。
まとめ
風俗業界における掛け持ち勤務は、「モチベーション維持」「安定収入の確保」「職場比較による自己理解」など、収入や働き方の柔軟性を広げる手段として多くのメリットがあります。ただし、トラブルの原因になる可能性もあるため、お店選びは慎重に行いましょう。
特に、同じエリア・同業種での掛け持ちは避け、事前に現在働いているお店に掛け持ちしてもよいか確認した上で進めることが基本です。自分に合った環境を見極め、情報を適切に管理しながら、安全に働ける体制を整えましょう。